クニマス発見で思うこと


暗い流れの昨今、奇跡の明るいニュース
私の周りや仙北市も沸いております。
僭越ながら東北電力や役所、関係各所は騒がしいだろうなぁと思ってました
当選してから民主党状態のような市長もニュースで涙が出るほど嬉しいとおっしゃっていました
すぐにでもクニマスを里帰りさせようという勢いですが
観光資源としか頭に無いのかな?今までアクション起こしてたのかな?
それにひきかえさかなくんの見識の凄さや毒水流入で絶滅すると確信した当時の漁師さんが
卵を移植した素晴らしい行動には拍手拍手を送りたい
クニマスくんもブラックバスやブルーギルに負けなかったんだね~

クニマスのふるさとは玉川の毒水を入れる前の1931年の湖の透明度は31メートル現在では4メートル
浜辺には白い鳴き砂が広がり昭和30年代に入ると泥やごみが混入し鳴き砂は
鳴かなくなってしまったということです。
かつては火山性・ミネラル分の高い水質と流入河川が少なく湖水は美しい水を湛えていたが 
1940年発電所の建設と農業振興のために玉川温泉からpH1.1に達する強酸性の水を導入
苦肉の策として湖を利用して酸性水を中和する計画を実行し逆に湖の水質は急速に酸性化し
固有種であったクニマスをはじめ20種類以上の魚類達が死滅
太平洋戦争勃発前で魚のことまで考える余裕は何処にもなかったのは理解できますがね

現在の湖の色はぱっと見、透明で青く他の湖に比べ良く見えます。
しかし透明度からくる青色ではなく硫酸イオンの光の屈折によるものだそうです。(涙)
現在は中和処理施設で中和しているが実施している粒状石灰中和方式では石灰石が
一日約30t 使用され不溶性石灰分の沈殿が見られ塩化カルシウムにより塩基化され
透明度が下がるらしいです

湖のPHは昭和60年頃と比べると中和処理施設により徐々に回復し
湖面は目標値のpH6に迫る数値だが下層ではその回復が遅く水深400 メートルでは
クニマスが死滅した時から0.4しか改善されていない
湖は上下層が簡単に混合しないため水深の深い湖の水の混合は生じにくく
温かい上層部と冷たい湖底部が対流しにくく湖底のPHの改善は進んでいない
単純計算で湖底がpH6になるには60年後・・・・

クニマスは絶滅種、標本が国の登録記念物になっていますが
はてさてこの先環境省はどうするのでしょうか?
昔から西湖や本栖湖に移植されたことは知られており
西湖では度々捕獲されていたのだから手抜き調査は明らかだよなぁ

動機はどうであれこれがきっかけで環境が良くなっていけば素晴らしいことだし
流入河川から鱒たちも落ちてくるでしょう 敷地内から・・・  すばらしい!


冗談はさておき壊れた自然を元に戻すのには時間がかかり
二度と絶滅種をつくらないことですね
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by huuraiman | 2010-12-15 14:37 | 独り言

2007年東京脱出 6年間いろんな地を巡り 2013年念願の北海道に


by 紫夫婦
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