2007年8月7日 岩手日報夕刊 潮流


最近、自分の気持ちや考えを正確に言葉や文章に出来ず
悶々し忘れていくことが多かった。
ふと一日遅れの夕刊をみると「緑」さんという方の文章にとても共感できた

凄いなぁ

もう少しだけでも文章表現力をつけたいなぁ   
                                          以下岩手日報掲載文

参院選が終わってから、べ平連の小田実さんや作詞家の阿久悠さんの死去が報じられた。自民党の「落日」に重ねて、今さらながら昭和の終えんを実感した向きも多いのではないだろうか。
 平成もはや十九年。
 昭和の時代が良かったことばかりではないはずなのに、なぜか過去を懐かしむ気持ちが消えない。
 ひとえに、ずっと国内を覆っている複合的閉塞感があるからだろうと思う。このぼんやりとした不安は、幸いにして安全な住まいを持ち健康に暮らしている人にとっても、日々の糧を得ることに精一杯の人にとっても、多かれ少なかれ共通する。
 毎日あくせくと働いている、その先に何があるのかをみんな探しているのだ。浮き浮きするような、充実感のある何か。それは人を踏みつけにして自分だけが得る、後ろめたい楽しみではないことが、うすうす分かってきてもいる。
 新潟中越沖地震の被災者である商店経営者が「今何が必要ですか」と記者に問われて「希望、ですかね」と答えていた。被災地は昔に比べて物質的にも人的にも支援態勢が向上しているにもかかわらず、その先の展望がないことが人々を疲れさせている。
 希望、展望。顔を上げて前を向く気持ちになるようなことを、昭和のリーダーたちはやってきた。自分と考えが違っても「敵ながらあっぱれ」というような人物がたくさんいた。今やそんなリーダーは見あたらない。歴史的大敗後の安倍内閣の体たらくが、それをすべて象徴しているようだ。
 私たちは、来るかどうか分からないリーダーを待ってはいられない。それぞれの場所でよりよい仕事を、余裕があれば少しでも人の助けになることをしながら、真剣に国や自分たちの将来を考えていかなければならない。その中でリーダーを育てていかなければ。
 
選挙の後、そんなことをしきりに思う。




 
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by huuraiman | 2007-08-08 16:47 | 考える力 疑う力

2007年東京脱出 6年間いろんな地を巡り 2013年念願の北海道に


by 紫夫婦
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